2016-05-23 18:16

当社は昨年度、自社開発の制御技術を活かした製鉄所向け新製品の開発・製造を進めてまいりました。そして、この度3月に無事、全ての製品の納入が完了しました。

Topics１ ～ 36ｔ ダンプトラックを納入しました

2016年2月及び3月に、新日鐵住金(株) 鹿島製鐵所殿 向けに36tダンプトラック NT360LD型 ２台を納入しました。
NT360LDは、工場から排出された鉄くずが積み込まれたコンテナを荷台に積載し、転炉まで走行してスクラップをダンプする車両です。
車両は、フレームから運転室まですべて自社で製作しており、荷台装置は油圧シリンダ直動式のリフト機能やダンプ機能を装備しています。

Topics２ ～ 80ｔ ディーゼル機関車を納入しました

2015年6月に、JFEスチール(株) 東日本製鉄所殿 向けに
2016年3月に、JFEスチール(株) 西日本製鉄所殿 向けに
80tディーゼル機関車 HTM600FA型 ２両を納入しました。
HTM600FAは、製鉄所内で作られた銑鉄を輸送する車両を牽引します。
自動列車運転装置（ATO）が搭載されており、テレコン（無線）により運転を行います。

Topics３ ～ 200ｔ キャリアパレットを納入しました

2015年10月に、日通福山鉄鋼運輸(株)殿 向けに200tキャリアパレット NC200H型 ２台を納入しました。
NC200Hは製鉄所構内で使用する重量物運搬車で、HST駆動により、最大積載時でもスムーズで力強い走行が可能です。
また、ステアリングモードには斜行があり、斜めに走行することも可能で、幅広い作業に対応できます。

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当社は長年、ロータリ除雪車の開発・製造に携わってきましたが、今後は、培われた技術力を活かし、製鉄所関連分野でも特殊車両の開発に取り組んでまいります。